抜いてしまうと…今まで燻っていた思いがどっと湧き出てきて。
うぅ、どうしよう。
その思いというのは「フロントガーデンをリセットする」ということ。
(青い花のカタナンケ・カエルレアがマツムシソウの中に埋もれてしまっています。)
既に建っていたお家とお庭に来たわけですから、
お庭には私たちが植えたわけではない木や草花が
私ならこにには植えないのにという場所に植えられています。
もともと植えられていた花でうまく育たなかった花などは大分入れ替えているのですが、
白藤をはじめ花木はすべて残っています。
私の都合で抜いてしまったり、植え替えたりするのをずっと躊躇しているのです。
そんな中でのガーデニングですから
空いている隙間に私が買ってきた花を植えるということになり
だんだんお庭のストラクチャーが崩れていきました。
「まずいなぁ、どうしようかなぁ」と、もう何年も思い続けてきたことです。
(空いている隙間に植えられたサルビア。2メートル近い常緑の木が手前にあるので
サルビアは全く見えないところで咲いています。)
ところがこの白藤を抜いてみると、
「このお庭をもっと楽しまないのはもっともったいないこのなのかもしれない」
と思い始めたのです。
私が素敵だと思える「私自身の庭」にしてもいいかなと。
(白藤の下で咲いている花たち。藤がどんどん大きくなって日陰になってしまいました。)
ということでフロントガーデンをリセットすることにしました。
一からやり直すのではなく、今あるフロントガーデンをリセット。
いくつかある庭木を抜いてスペースを作り、
隙間を埋める植え方ではなく、草花の組み合わせを考え、
今ある花を心地よく育てられる状態にリセットしたいのです。
(お日様の好きなジャーマン・アイリスも白藤の下で日陰。)
この時期に宿根草を植え替えるのはどうかなと思っていたのですが
1週間前に見たBBCの番組でジャーマンアイリスの植え替えなどが紹介されていました。
草花が育っている間に植え替えるのは花の大きさなども考慮できるから良いと
言われていました。もちろん春のような夏の気候あってのことだと思うのですが。
もうすでにリセットの作業を始めていますが、
これがなかなか難しい。じっくりと考えてリセットしていきたいと思っています。