30.4.11

女王の日(女王の誕生日)

4月30日はオランダ女王の日で女王の誕生日を祝う日です。
現女王ベアトリクスの誕生日は1月31日なのですが、
今でも前女王ユリアナの誕生日4月30日が女王の誕生日として祝われます。
理由は単純に4月30日の方が暖かくて祝うのにいいから。(笑)

この日は街中がオランダ王家の色、オレンジ色に染まります。
(サッカーのオランダナショナルチームのユニフォームがオレンジ色なのはそのためです。)
私の住む小さな町ではそうでもありませんが、アムステルダムなどはもう人、人で
みんなオレンジ色の服を着てお祭り騒ぎです。


この日は年に一度、街の通りなどで自由に(許可なしで)
物を売買してよい日です(がらくた市)。
私はこのがらくた市が大好きで、毎年行くことにしています。
お目当てのものがあるわけではなく、「こんなもの誰が買う」というものを
主人と見つけあっては冷やかすわけです。(笑)
売られるものは、ありとあらゆる要らなくなったもの。
本やおもちゃ、キッチン用品から洋服、電化製品等。
去年はガーデニング雑誌を数十冊まとめ買いしました。


↓は今回の戦利品。お庭で使えるブロカントなものばかりに出会いました。
すべて激安でブロカント市ではまずないお値段。
個人の方から要らないものを譲ってもらうこのがらくた市ならではです。


ボーダーフォークは500円と言われたものを350円まで値切りました。(笑)
かなり古いモデルですが、古いものほど作りがしっかりしていて長持ちしそうです。
芝生の穴あけに使いたいと思ってます。

↓これは牛乳瓶を入れるラックで昔よく使われていたようです。
これを持って歩いていると「それ昔良く見たわ~、懐かしい」と声をかけられたりしました。
これに空き缶を入れて花を植えるのに使おうと思います。

29.4.11

4月のバラ

私の庭で一番早く咲くバラはイングリッシュローズの「ハーロウ・カー」です。
どのバラよりも早く5月中旬に咲きます。
ところがこのバラがもう咲きはじめました。4月ですよ。

オランダでは5月下旬から6月にバラの1番花が咲き始めます。
日本では5月に咲くのが普通のようなのでいつもいいな~と思っていたのですが、
現実にこんなに早く咲かれるとちょっと戸惑ってしまいます。

クレマチス カルトマニー・ジョー

数年前から気になっていたフォステリー系のクレマチス。
先週のガーデンセンターのセールでお持ち帰りしてきました。
フォステリー系だけでもたくさん種類があるので悩みましたが、
「カルトマニー・ジョー」を選びました。

フォステリー系はオランダでの越冬は難しいようなので、鉢植えにしました。
主人の実家の庭にフォステリー系がありましたが、見事に消えてました。
垂れ下がらせようかとも思いましたが蔓が長かったので上へ誘引しました。


株元が寂しかったので自家製(笑)の苔をひいてみました。
育て方が私の庭にあるクレマチスと違うようで、
冬から春が生育期で夏が休眠期だそうです。
初めてのものはいつもちょっとびくびくしてしまします。(笑)

28.4.11

アリウム アフラチュネンセ

アリウム アフラチュネンセが咲き始めました。
星型の花がたくさん集まって球状になって咲きます。


数年前にアリウムの球根を植えたのですが、それまではあまり馴染みのない花でした。
アリウムはラテン語でニンニクの意味だとか。
梨木香歩さんの「西の魔女が死んだ」でおばあちゃんが「バラの間にニンニクを
植えておくと、虫が付きにくく香りもよくなる」と言っていました。


それでアリウムでも効き目があるかな?と思いバラの間に植えたのですが
思い返してみるとここのバラにはアブラムシが付くことが少ないような気がします。
早春は鳥がアブラムシを食べてくれるし、アリウムが咲いてこの匂いで虫が付きにくいなら
かなり楽チンで育ててますね。

27.4.11

ヘレボラス・フェチダスを裏庭へ

ヘレボラス・フェチダスに夢中になり、フロントガーデンにある2株のうちのひとつを
裏庭に移動しました。
実は鉢植えにするか地植えにするかで悩んでいたので移すのは今年の秋にしようと思って
いたのですが、この花の素敵な植え込みを見て裏庭で植える場所が急に決まったのす。
ラミウムの一部が冬を越せなかったので何を植えようか考えていたのですが、
ここに植えることにしました。


写真では大きく見えますが高さ30cmぐらいのフェチダスです。
フロントガーデンに残した方は大株に育っていて高さ60cmほどあります。
これまでブログで紹介した株はこの大きいほうです。

ミズさんのブログで見た素敵な植え込みのフェチダスはシルバー系のアイビーと一緒で
その色の組み合わせに惹かれ、そうだ、セラスチウムのシルバーと合わせればいいと
気が付いたのです。
花を殆ど摘み取ってしまった後のフェチダスですが、
良い植え込み場所が見つかって嬉しい♪
ミズさん、ありがとね~。

藤が咲きました。

1週間前に花芽を紹介しましたが、藤が今年も咲きました。
4月に咲いた藤を見たのは初めてです。


今日は曇りなのですが、綺麗に藤色がでなっくって。(汗)
全体の様子を撮ろうとすると色が抜けてしまいます。

万葉集では藤波と表現されることが多いそうですが、藤棚の藤は正に波ですね。
「藤波の花は盛りになりにけり奈良の都を思ほすや君」

26.4.11

ゼラニウム(ペラルゴニウム)の苗を鉢植えに

種まきをして育てているゼラニウムの苗が大きくなりました。
種を10粒蒔きました。そのうち1つは半分に割れてしまっているものだったので
その種は育ちませんでしたが、残りの9つは順調に育ちました。

前回紹介した時は本葉が出てきたところでした。
その後節電にも負けず、お天気が良かったことで順調に成長してくれました。

苗を鉢に植え替えました。
説明書には直径10cmの鉢にと書いてありましたが
↓ちょっと欲張って直径17cmの鉢に植え替えたものもあります。

鉢植えにした後、2週間は20度の環境が必要なようなので部屋の中で管理します。
その後、夜の気温が12度以上になれば外で育てていいようです。

ゼラニウムの種蒔き、ここまでは順調に来ましたがもうすぐ花が見れるでしょうか?

野の花

最近お天気が良いのでほとんど毎日サイクリングに出かけています。
そのときに見かけた野の花を2種類紹介します。

といってもいきなり名前の分からない花です。
セリ科の花だと思うのですが。

カルダミネ・プラテンシス(ハナタネツケバナ)
アブラナ科の植物で、4月下旬に咲く花です。
ミズさんのお庭に咲いているヘリオフィラに似ていると思って興味を持った花です。

似てないでしょうか~?

25.4.11

ライラックが咲きました。

フロントガーデンのライラックが咲きました。
この花が咲くとあたりに甘い香りが漂います。



こちらでは人気のある庭木のようで、あちらこちらのお庭でライラックを見かけます。
私も大好きな花なんですが、どんどん大きくなるので毎年剪定をどうしようかと悩みます。
強剪定をすると来年花が咲かなくなってしまうのです。


これは花が開く前のもの。蕾は赤紫色です。

これは自生しているライラック。
自生のものはさらに香りが強いです。

今年もまた庭木や花を飾れる時期になりました。

24.4.11

イースター

今日はイースター(キリスト復活祭)です。
私はクリスマスではツリーやミニチュアハウスを飾ったりしますが、
イースターでは殆ど飾り付けをしません。
オランダ人の中には木の枝に卵の飾り付けをする人も多くいるようです。
一般的にクリスマスは前もって飾って待ち望む感じがありますが、
イースターにはそれがないように思えます。

それでもちょっとイースターらしいものをと思い、こんなものを作ってみました。

イースターのシンボルになる卵にコショウソウの種を蒔いてみました。
プレゼントの包装に使われていたものを鳥の巣のように仕立てて。

あとはイースターカラーの黄色のチューリップ。
庭で咲かせたチューリップですが、開ききって別物の花のように見えますね。

今日は主人の実家で家族が集まり食事をします。
春恒例のホワイトアスパラガスは食卓にあがるでしょうか~。

23.4.11

森を散歩

すっかり日が長くなったので夕食後サイクリングをしたり
散歩をしたりすることができるようになりました。
昨日近くの森へ散歩してきたました。
もうおなじみの森です。2週間ほど前だったらもっと春らしかったかもしれませんが、
新芽の木々がちょっと夏とは違うでしょうか。


ブルーベリーが一面に広がっています。
自生しているブルーベリーなので園芸種とは違い背丈が低いのが特徴です。


小さな花がたくさんついていたのですが、写真がピンボケでした~。

22.4.11

芝生のサッチング

3月に芝生のサッチングをしましたが、その時の様子をアップをしていませんでした。

サッチング前の芝生。

サッチング後
サッチと苔がこれだけとれました。

↓サッチングにつかう器具はこれです。
ちょっと怖いでしょ。

サッチングの翌日にきたウサギ。
芝生がほぐれてて食べやすかったかな?

21.4.11

ノブドウ

ノブドウは葉も実もとても好みの植物なのですが、今まで出会いがありませんでした。
調べてみると東アジアが原産とありますから、ヨーロッパにないのも仕方がないかなと
諦めていました。

今度の土曜日の朝8時から2時間限定でいつも行っているガーデンセンターが
全品2割引セールをするので義母と一緒に行くことにしているのですが、
今日下見に行ってきました。(笑)
去年も行ったのですが、あれこれ悩んでいるうちに時間切れになったりしたので~。
いつもは宿根草しか見ないのですが、今日は観葉植物も見てきました。
玄関に飾るものが欲しかったからなんですが、なんと観葉植物のコーナーでノブドウらしき
ものを見つけました。名前はAmpelopsis brevipedunculata。


ちっともブドウらしい名前じゃない…
ラベルには気温は25度から-10度までと書いてありました。
-10度まで耐える観葉植物って…と思い、もしかして~との期待を膨らませて
お店の人に尋ねてみることに。
私:「これはブドウの種類ですか?これは-10度までって書いてありますが、
外でも育てられますか?」
お店の人:「ブドウではありません。-10度とは書いているけれど、冬は外では無理です。」
そっか、ブドウではないんだ。でもこの斑入りの葉がなんとも素敵♪
おまけに傷んでいない株なのに80%引きになっている。
観葉植物としても素敵なので2鉢買ってみることに。

家に帰ってきて早速調べてみると「ノブドウ」でした~。
ノブドウはブドウとは別属なのでブドウではなかったんですね。
それにしても観葉植物として売られていたとは…。

よし、ノブドウなら1株を外で育てよう。冬ガレージで越す大株が増えるけどやってみよう。


この素敵な蔓をどこに這わせればいいでしょう。板塀が似合いそうだけれど…。

20.4.11

プロックス・ディヴァリカータ “ホワイトパフューム”

フロックスはパニクラータ(花魁草)やスブラータ(芝桜)など
多くの品種がありますが、うちの庭にあるのはディヴァリカータの品種です。
高さは30cmほどで、芝桜と同じ時期に咲きます。
早春に咲く球根の花が終わり5月に次の球根が咲くまでの間を賑やかにしてくれる
私の庭では貴重な花です。


ホワイトパフュームという名前が付いていますが、鼻を近づけると甘い香りがしました。
日当たりの良いところに植えたのでこの場所が気に入っているようです。
剛健ななのでどんどんと広がっていくのですが、もうそろそろ広がる場所が
なくなってきましたよ。

19.4.11

藤の花芽

藤に花芽がつきました。藤も例年より半月は早い開花になりそうです。

↓最近ずっとお天気が続いていて太陽の下では写真がとれないので
夕方(といっても20時半頃なんですが)撮ったのですが
影のようにしか写りませんでした。(汗)

下のほうについている芽をアップで。

3年前主人と一緒に日本を旅行したときにも藤に出会いました。
平等院の藤棚は圧巻でした。東北では自生しているヤマフジを初めて見ました。

日本の藤をヨーロッパに持ち込んだのは長崎オランダ商館付医師として
日本にやってきたシーボルトです。紫陽花、椿、芍薬などもそうですね。
出島から出ることを許されなかった外国人がこれほど多くの植物を集め
持ち帰ったのは相当貪欲ですね。
ライデン大学の植物園ではシーボルトが持ち帰った藤(樹齢160年)を
今でも見ることができます。
藤をオランダで見るとシーボルトの日本の植物に対する熱意を思います。

18.4.11

チューリップ モンテカルロ

年末に買ったインスタントのチューリップ(既に球根が植え込まれていたもの)
が咲きました。↓のように卵の容器のようなものに植えられていました。

黄色にグリーンのぼかしが入っています。

下から覗き込んで。

実はこのチューリップ、もう少し薄い黄色だと思っていました。ラベルがそうだったので。
蕾の頃は薄い黄色だったので開いてちょっと驚きました。

チューリップは地植えにするのが好きなので咲いたら地植えにして楽しもうかなと
思っていたのですが、これほど黄色いと裏庭にはちょっと浮いちゃうな…。