18.8.11

ベルギー旅行 アントワープ8 プランタン・モレトゥス印刷博物館

ネーデルランド最大の印刷所といわれた工房兼住居です。
フランス人プランタンが1555年からアントワープで印刷業を始め、
後継者、娘婿のモレトゥスの17世紀に絶頂期を迎えました。


ルーベンスによる家族の肖像画が並んでいることからも
ものすごい富を築いたことが分かりますね。



これはお店。当時本は高価なものでいしたから、ここに来るのは学者か
裕福な方たちばかりだったのでしょうね。
下に外の通り側から撮った写真もあります。

ウィキペディアより
現存するものとしては世界最古の印刷機2台や同じ時期の印刷用活字一式など
プランタンが活動していた16世紀当時の印刷技術を伝える品物のほか
印刷事業に関わる設備の数々が保有されている。




グーテンベルク聖書
15世紀にドイツ・マインツのヨハネス・グーテンベルクが
活版印刷技術を用いて印刷した世界最初の印刷聖書。


私たちは当然のように本を手にしていますが
当時としてはものすごい発明だったんでしょうね。
教会にしかなかった手写しの聖書。
たくさんの人が手に取れたのはこの発明のお陰ですね。


17世紀の図書館。


ルーベンスが印刷所の公式下絵画家も務めました。

中庭がとても素敵でした。壁を這っているのはぶどう。

裏側の通りの本屋さんの入り口。

後から知ったのですがユネスコの世界遺産に登録されていました。
単独の博物館が世界遺産に登録されたのは初めてのことでした。

この後アンティーク街に行きましたがこれは省略して
次回はベルギー旅行最終日です。