20.8.15

ニシム・ドゥ・カモンド美術館


前回 画像だけですが紹介した
ニシム・ドゥ・カモンド美術館があります。


ジャックマール・アンドレ美術館は
ガイドブックにも紹介されていて有名ですが
ニシム・ドゥ・カモンド美術館は
それほど知名度がないものの
私的にはこちらがおススメの美術館です。



パリの銀行家、モイス・ドゥ・カモンド伯爵の個人邸宅です。
モイス・ドゥ・カモンド伯爵は
コンスタンチノープル出身のユダヤ系貴族。
パリが最も美しかったと言われている
ベルエポック時代に建てられた邸宅です。




カモンド伯爵夫婦が住んでいた頃の
調度品がそのまま残っていて
パリの上流階級の生活ぶりが伺えます。


カモンド伯爵は美術の収集家としても知られており
18世紀を中心としたフランス美術品を
数多く所有していました。

当時パリでは、ヨーロッパ中の美術品が
売買される街として栄えており
夫婦は元貴族の所有品であった 
数々の調度品や家具を 
買い集めていきました。


↑ この椅子の背もたれとクッションは、取り外しが可能なように作られていて
季節に合わせたファブリックに取り換えられたのだとか。


ところが、最愛の息子
ニシム・ドゥ・カモンド
第一次世界大戦で戦死。
モイーズ・ド・カモンド氏は屋敷に
息子の名前を付け、
美術館として公開するよう
遺言を残しました。

邸宅を保存して資料にするため、
彼の死後膨大なコレクションが
競売にかけられるのを防ぐため、
収集した美術品と邸宅を、
美術協会とフランス国家に寄付し、
1936年に館はカモンドの遺言通り
美術館として一般公開されました。


ドイツやフランスの
食器がずらり。





実はニシム・ドゥ・カモンドには妹がいたのですが
この屋敷を継ぐことはありませんでした。
妹ベアトリスは第二次世界大戦中、
アウシュビッツの強制収容所へ送られ
生き延びることができなかったという
カモンド家の悲劇。




↑ キッチンと
↓ その隣にある給仕人のダイニング。


給仕人の食卓にもお宝がいっぱい。(笑)




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