ベルギーはお隣の国なのですが、行くのは2度目。
前回はブリュッセルとブルージュへ行ったので、今回はゲントとアントワープです。
日本の方なら1週間あれば効率的にもっと他の都市も廻られると思うのですが
私たちはゆっくり滞在型。時間に追われることなくすこし余裕のあるスケジュールです。
大まかなスケジュールは私が前もって立てていますが(やはり日本人です。笑)、
オランダ人は一般的にこのスケジュールさえ立てないで行き当たりばったりの人が
多いのですよ。
主人に今回撮った写真の数を尋ねたところ約1500枚だとか。
1日200枚?これをブログに載せるのは到底無理なので大まかに
アップしていきたいと思います。
ベルギーまで電車の旅でした。
車より時間はかかりますが、エコですしバカンスは迷ったりするストレスなしが一番です。
朝6時半発の電車でゲントには11時到着。
観光案内所で3日間美術館+トラム・バス乗り放題のチケット(20ユーロ)を買って
まず向かったのはゲント美術館(Museum voor Schone Kunsten)。
↓ 中心街にある旧郵便局の建物。
後ろにある時計台、時間があっていませんでした。
ロンドンの「ビック・ベン」に因んで、ゲントの「グロート・ヤン」と勝手に名付けました。(笑)
天井が高く、自然光がいっぱい入る美術館でした。
ベルギーのどの美術館に行っても人が少ないことにびっくり。
オランダも日本に比べると少ないほうですが、こんなに誰もいない美術館も珍しいです。
シュルレアリスムの先駆者、ボッシュの「十字架を負うキリスト」。
14世紀~20世紀前半のヨーロッパのコレクションは膨大ですので、
私好みのものだけアップします。
エミール・クラウス 「スケーター」
テオ・ファン・リッセルベルグ 「マルゲリーテ・ファン・モンスの肖像画」
アンリ・ル・シダネル 「ジェルブロワ村のホワイトガーデンのテーブル」
ジェルブロワはフランスで「バラの村」と呼ばれている村だそうです。
横にあった説明にはアンリ・ル・シダネルは好んで
薄暗い月明かりの庭を描いたとありました。
やはり薄暗い庭にはホワイト・ガーデンよね~と納得した一枚でした。