17.8.11

ベルギー旅行 アントワープ7 マイヤー・ファン・デン・ベルグ美術館

フリッツ・マイヤー・ファン・デン・ベルグは美術品収集家でした。
43歳の若さで亡くなりますが、母親のヘンリエッテ・マイヤ・ファン・デン・ベルグが
息子の芸術への情熱を後世に残そうと1901年~1904年にかけて建築したのが
この美術館です。

後期ゴシック様式にルネッサンス様式の装飾。
ステンドグラスや階段の手摺がお洒落でした。

邸宅はとても落ち着いた雰囲気。
壁の装飾(確か壁紙は皮製だったと思う…)、暖炉、重厚なインテリアに包まれます。

ブリューゲルの『狂女フリート』

ウィキペディアより
地獄のように一面火の海といえるような画面に、魚、蝦蟇、虫、すっぽん、いもり、鳥、さりがに、くもなど得体のしれない不気味な生物が所狭しと描かれている。中央やや左寄りに大きく描かれているのが悪女フリートで、彼女は鉄のヘルメットをかぶり、甲冑を身につけ、料理道具や家事道具、宝石箱などを手に持ち、剣を振るいながら猛進している。彼女の行き先には大きな口を開けた人間のような顔があるが、これは地獄を示している。悪女フリートの他にも多くの女性が描かれ、彼女たちも奇妙な生物を倒している。奇妙な生物は男性支配社会における男性の具現で、この絵は当時の社会による女性に向けられた蔑視、暴力行為、拷問、非人間的侮辱に対する女性軍の一斉蜂起の図像化である、とする見方もある。

服装こそは中世のものですが、風変わりな建物があったり
抽象的な表現がとても1562年に作成されたもののように思えませんでした。

この後プランタン・モレトゥス印刷博物館他に行ってから夕食をとりましたが、
次回の投稿は写真が多くなりそうなので、夕食の写真を今日アップします。
相変わらずクリーク。

主人の前菜。カニクリームコロッケ。

私の前菜。小エビのサラダ。(前日食べたかったのはこれでした)

主人のメイン。何だったっけ?

私のメイン。これにも小エビが入ってた。(笑)

このレストランも主人が下調べしてくれたレストランですが、
平日にも関わらず混んでいました。
私たちより後から入ってきた人たちが料理が出てくるのが遅いと
真剣に怒って出て行ってしまいました。
フランス語を話していたのでフランス人かフランスよりのベルギー人か。