15.4.16

野鳥の卵の仮親探し


常緑樹の葉は春~夏にかけてゆっくり落葉するので
落ち葉のお掃除が大変な季節になってきました。
フロントガーデンで落ち葉の掃除していると
常緑樹の木の下で野鳥の卵をひとつ見つけました。

大きさからしてクロウタドリ?と思えますが
ブルーが薄いようにも思えます。
カラスが小さな野鳥の卵を狙って
食べる姿を見たことがあるので
カラスの落とし物かもしれません。
落としたところが常緑樹の場所で
葉がクッションとなり割れなかった?
などと想像していますが
本当のところはどうなのか分かりません。

落としたのは何時なのだろう。
時間が経っていれば無理かもしれないけれど
まだ間に合うかも、と思い裏庭へ。

裏庭では今クロウタドリと
ヨーロッパカヤグリが子育てをしています。
その巣にこの卵を忍ばせてみようと思ったのです。
(↑の画像は取りあえず巣が決まるまで
日の当たる場所に置いている様子です。)

クロウタドリの巣ではもう既にヒナが孵っています。
ヒナに温めてもらうこともできるかもしれませんが
3羽のヒナは大きく育っていて
巣にスペースがありません。
そうするにはヒナを手に取って
卵を下に入れなければなりません。
無理、無理・・・。

となると、ヨーロッパカヤグリの巣へということになります。
こちらは母親がかなり頻繁に巣に座っているので
中々巣の中が覗けません。
巣から飛び出したのを確認し
飛んで行って巣を覗くと
母親鳥はまだいます。
飛び出したのは父親鳥。
2羽で子育てしているようで
これまた、手強い。

どんどん時間が過ぎると
卵の方が心配になるので
強行行動に出ました。^^
箒で巣に近づき、悪いけれど
母親鳥を少し脅かして
巣の外に出てもらい
卵を入れようと思ったのです。

ところが、その時丁度母親鳥は不在。
巣の中を確認しました。

続きは ↓の続きを読むをクリックしてください。
グロテスクな画像が出てきますので
苦手な方はご遠慮ください。


↓ ヨーロッパカヤグリの巣の中の画像です。
恐らく孵ったばかりのヒナが4羽と
卵がひとつありました。


↓ 拾った卵を入れてみました。


↑ 明らかに大きいし、色が薄いです。^^

すぐに母親鳥が戻ってきて
巣に座ったのを確認しました。

ところが、数時間後巣を確認すると
大きな卵がありません。
やっぱり気付かれたのでしょうね。^^
巣の下に落とされたのかと
探しましたがどこにも見つかりません。
あの大きな卵はくわえることが
できないと思うのですが。

カッコウが托卵することをヒントに
ヨーロッパカヤグリに
仮親になってもらうことにしましたが
卵を委託するにも
きっと巧妙なタイミングというものが
あるのでしょうね。


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