今回の目的はこちら。
大覚寺
といっても
大覚寺は前回嵐山を訪問したときに
世界遺産に登録されている
天竜寺と共に参拝済み。
今回2度目の訪問ですが
中に入ってみると
すっかり忘れてしまっていて(苦笑)
見るところ、見るところ
初めて来たみたいに
感動しちゃいました。^^
広いお庭には
大きな池があり
お天気が良かったので
ピクニックに来た気分。
サギや
カワセミに遭遇。
オランダでは一度しか
出会ったことのないカワセミ。
日本では比較的良く見ることが
できるのかもしれませんね。
そして今回の目的は ↓ こちら。
もう分かったでしょうか?^^
予定の時間までまだたっぷり時間があったので
どうやって時間を潰そうかと思っていたのですが
こんな屋台まで出ていて
ちょっとしたお祭り気分。
ゴマ豆腐や唐揚げをつまみながら
久しぶりに日本のビールを飲んでいると
そろそろ始まりました。
そうです。
その日は中秋の名月。
日本で見る
久しぶりのお月様。
『観月の夕べ』
大覚寺のサイトより
嵯峨天皇が大沢池にて、中秋の名月に舟を浮かべ、
文化人・貴族の方々と遊ばれたことから始まった
「観月の夕べ」。
空を見上げれば煌々と、
目を落とせば静かな水面に映る月。
この2つの月が見られる稀有な時間。
私たちが舟に乗った時に
ちょうど満月法会が始まりました。
月を望む場所に祭壇を設け、
お団子や、芋、豆などの野菜、
お茶、お花を供え一山の僧侶が出仕して
「月天」を招じ、農作物の豊作と
人々の幸せを祈願します。
舟に乗っている間
観月の夕べについての案内が
あるのですが、この満月法会の為
殆ど説明がありませんでした。
般若心経が聞こえてきて
とても雰囲気がありましたよ。
般若心経が聞こえてきて
とても雰囲気がありましたよ。
ひとつだけ知ったのは
遠い昔、貴族の方々は
見上げるという行為をされなかったそう。
それは月に対してもそうだったようで
見上げて鑑賞するのではなく
池に映った月を見下ろして
鑑賞したことが始まりなのだそうです。
だから今でも池に映る月を鑑賞できるよう
池を波立たせないために
舟にはモーターを付けず
今でも昔ながらの棹を使うのだそうです。