「大きなのっぽの古時計、おじいさんの時計~」の歌詞で有名な
「大きな古時計」という歌をご存知でしょうか。
小学校の時に習って、子供ながらにその歌詞が
心にしみるように感じたのを思い出します。
この歌の為か、古いものに惹かれるからか分かりませんが
振り子時計にずっと憧れのようなものを抱いていました。
そしてとうとうその振り子時計との出会いがありました。
ドイツ製のアール・デコの振り子時計です。
先週末にドイツのデュッセルドルフという街に行って買って来ました。
でも実はこの時計に初めて出会ったのは去年の9月末に
バカンスでデュッセルドルフに行ったときです。
一目惚れしてしまったのですが、その時はお持ち帰りしませんでした。
それから約3ヵ月ずっと考えて(笑)やはりうちに迎えることにしました。
気に入ったものに出会っても、それが家のインテリアに合わず
お迎えできないことが多々あります。
でもこの時計は木の色がうちの家具とぴったりの色合いで
私たちの好きなアール・デコでした。
ティック・タック、ティック・タック…と時を刻み、15分毎にベルが鳴ります。
気持ちが優しくなれそうな暖かな音色です。
振り子時計についてすこし調べてみました。
振り子の等時性はガリレオ・ガリレイが発見しました。
そしてその振り子の等時性を利用して初の振り子時計を作ったのは
オランダの物理学者クリスティアーン・ホイヘンスです。
電気時計はかなり正確ですが、ぜんまいで動く振り子時計は多少誤差が出るようです。
誤差も調整できるように作られていますが、
一日に数秒という小さな誤差は仕方がないようです。
でもいいんです。その誤差がとても心地良いのす。
あの「大きな古時計」の歌詞ように長~くお付き合いできたら…と思っています。