すずらんの日に

今日はすずらんの日ですね。
オランダですずらんが咲くのは
もう少し先で
すずらんの日にこの花が見れることは
あまりありません。
（画像は2年前のもの）

本物のすずらんには敵いませんが
すずらんの花が咲いていないときは
（結構長いですね）
アンティークの布花の
すずらんを愛でています。

5年前の今日

古道具Lelietje van dalen がオープンしました。

このショップをオープンすることになった

経緯を想い返すと

不思議な気持ちになります。

オープンすることを決めた2012年の新年が明けたとき

今までになかった特別な気持ちが

自然に湧き上がってきたのが始まりです。

『今年は実行の年にしよう。』

ということ。

でもその時これ、と決めていたことが

あったわけではなく

『やりたいことは何でも待たずにやろう。』

と思ったのです。

その後新年を迎えても

5年前の新年のように強い感情が湧いたことは

残念ながら（笑）ありません。

そして2012年は厳冬でした。

氷点下20度の日が何週間か続きました。

そうなるとオランダはスケート一色に染まります。

後にも先にも運河が凍って

スケートができたのはその年だけ。

でも子供の頃数回スケートをしたことが

あるだけの私にとっては

まだまだ練習が必要でした。

何日か練習しても上手く滑れず・・・

ふと「地面を後ろに蹴るのではなく、
体と足を前へ踏み出すこと」を意識してみたらどう？

と思って試してみると、

途端に滑れるようになりました。

とても単純なことなのですが

これに気が付くまで時間がかかりました。

一歩足を前へ踏み出すと後は自然に行くのです。

二歩目も足を前へ踏み出して…　ス～イスイ～。

実行の年にしようと思いつつも

アンティークショップを始めることは

やはりじっくり考えなければなりませんでした。

でもそのスケートの体験で

一歩前へ踏み出さなければ何も始まらない

ということに気が付き

踏み切ることになったのです。

5年間を振り返ると

一歩踏み出した（スタートさせた）から

後はス～イスイ～と来たわけではありませんが

5年間続けられたこと、一日一日に、
ひとりひとりのお客さまに

感謝感謝です。

またアンティークショップオープン前から
お付き合いのあるブログのお友達には

温かく見守ってくださり、支えて頂きました。
その時のエピソードはひとつひとつ
今でも心に残って

すずらんの日を迎える度に
温かな気持ちが湧きます。

すずらんの日
皆さまにも幸福が訪れますように。

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