アムステルダムにある
屋根裏部屋のカトリック教会外観。
中央の大きな木の右横です。
普通の家と同じつくりなので
外側からは分からないのですが
中は教会になっています。
中に入ってすぐはまだ
普通の家と同じつくり
(玄関から覗いても教会だと
分からないようにするため)
になっていますが
2階に上がると
教会堂が現れます。
16世紀この教会が建てられた
当時のオランダの国教はプロテスタントです。
カトリック教徒が公に
礼拝を行うことが禁じられていました。
主人に話を聞いて知ったのですが
『公に礼拝をすること』を
禁じていた、というのが
オランダらしいなぁ~と思うのです。
カトリックそのものを否定するのではなく
『プロテスタントを信仰している人の
妨げにならないのであれば黙認する。』
屋根裏部屋のカトリック教会から見える旧教会 |
16~17世紀はまだ
異端審問や強制改宗を
迫っていたお国もありますから
当時としては、これは大らかな対処
だったのではないかと思います。
この性格は今のオランダ人にも
受け継がれているように思えます。